紹介

私のパートナーを紹介します。

盆栽をしていて、まさか人生のパートナーに出会うとは思いもしませんでした。運命や縁という事が本当にあるんだなと実感しております。

彼は盆栽職人です。同じ業界にいながらも様々な事情から海外で盆栽のお仕事をするため旅立つ彼と入れ替わるように日本で修行を始めた私、3年間一目も会う事なくそれぞれの場所で頑張っていました。私の修行する愛知県では日本三大盆栽展のひとつ、銘風展という展示会が一年に一度行われています。戦争の時代も絶えることなく続き、今年で87回を迎えた歴史ある展示会です。私ももちろん毎年親方についてお手伝いをしておりますが、海外から帰った彼がたまたまこの展示会へ来た第86回に出会いました。

なんと現状とは裏腹に初めての印象では特別なご縁を感じることはありませんでした笑。

しかし不思議ですね、今ではパートナーになりました。

彼は光に弱い身体のためサングラスをしています。表情はうまく見えませんが、いつも笑っている印象です。でもそんな笑顔の裏は大変な苦労や努力を隠し持っています。

知れば知るほど、彼は驚くほどの頑張り屋さんです。愛知県の園の海外のお弟子さんがこんなに頑張る弟子は今まで見た事がないと言ったそうです。たまに頑張りすぎて故障します。加減も大事よと皆さん叱ってください(`_´)ゞ

私の修行する喜洞園には長くお弟子さんがいなかったようです。兄弟子と言われる方はもう何十年も前にいたきり。普通はこの兄弟子が弟弟子に仕事や礼儀を教え、親方は親方業というものがあるのであまり弟子に直接教えたりはしないようです。異業種から突然盆栽園へ弟子入りした私は徒弟制度をあまり理解していませんでした。今思えばやりたい放題で、私は今よりももっとだめな弟子だったでしょう。当時不満を口にする私にいつもは優しい彼が一度だけ強く教えてくれたのはこの事でした。私は修行への姿勢や盆栽への向き合いかたを彼から教わり、学びました。たくさん反省をしました。私は彼の良いところも悪いところも知っていますが、彼を尊敬しています。一緒に盆栽ができたら最高です。

日々支え合い過ごすうちにそんな想いが募っていきましたが、業界内で力を合わせて頑張っている大好きなご夫婦の姿に完全に影響されたことがきっかけで今に至ります。

私たちは盆栽を作り続けていきたいです。私たちが死んでしまっても後世に残るような盆栽を、これまで修行で学んだ技術や知識を活かし、また新しい気付きを逃さないよう更に日々努力、勉強を惜しまず素晴らしい盆栽を作っていけたらいいなと思います。

私たちのサイトは見る方により親切に、を目指したいと思っています。それぞれの老舗の園で修行を積んだ2人がこれから力を合わせてよりよい手入れや管理をわかりやすくこのサイトで楽しんでいただけたらと思います。成功も失敗も共有できればと思います。まだまだ駆け出しですが盆栽を愛する全ての方の助けに少しでもなるような志事が出来たら幸いです。

これからどうぞかよろしくお願いいたします。

森友美著